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田中好子さん、肉声で感謝「幸せな人生でした」 [雑記]

21日に乳がんで亡くなったキャンディーズの元メンバーで女優の田中好子さん(享年55)の葬儀・告別式が25日、東京・青山葬儀所で営まれ、出棺を前に田中さんが遺した肉声が公開された。入院先の病床で3月29日に収録したもので、田中さんは「キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。幸せな幸せな人生でした。心の底から感謝しています。特にランさん、ミキさん、ありがとう。二人が大好きでした」と感謝を伝えた。

同メンバーだった女優の伊藤蘭、藤村美樹さんに「長くない」と自らの死期が近いことを明かすなど、自身の死を察していた田中さんが、亡くなる約1ヶ月前に声を振り絞るように夫で喪主を務めた小達一雄さんに思いを託していた。小達さんは「女優・田中好子としての第一章は幕を閉じましたが、第二章を本日スタートさせたい。好子、行きますよ。第2章、シーン1、テイク1、ヨーイ」とカチンコを祈るように鳴らした。

こんにちは、田中好子です。

きょうは3月29日。東日本大震災から2週間が経ちました。
被災された皆さんのことを思うと、心が破裂するように痛み、ただただ、亡くなられた方のご冥福をお祈りするばかりです。

私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。
でもその時は必ず、天国で被災された方のお役に立ちたいと思います。
それが私の務めだと思っています。

きょうお集まりいただいている皆様にお礼を伝えたくて、このテープに託します。

映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。お礼の言葉をいつまでも、いつまでも皆さんに伝えたかったのですが、息苦しくなってきました。

いつの日か、義妹・夏目雅子のように支えてくださった皆様に社会に少しでも恩返しができるように復活したいと思っています。
一(かず)さん…よろしくね。
その日まで、さようなら。

     ◇

 この日は一般弔問800名、ファン1300人に迎えられ、名残惜しまれながら出棺。「スーちゃん」コールに包まれ、葬儀所にはキャンディーズ時代の田中さんのイメージカラーだった青のテープが舞っていた。
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